コトノハゲームズ BOOTH

ゲームマーケット2021秋にてご好評いただいたオリジナルTRPGルールブックです。 同年末、コミックマーケット99に合わせて電子書籍化を行いました。 つねに最新版にアップデートされ、一度お買い上げいただくと無料で再ダウンロードできます。 PDFのため、本文テキスト内検索もでき便利です。 ゲームデザイン：藤浪智之、イラスト：佐々木亮 B5サイズ、47ページ （2024/03/28　作品ファイル更新） ----- 『魔女と獣とふたり旅』は、ちいさな魔法使いである「魔女の子」と、人外のちからを持つ「魔獣」になって、コンビでファンタジー世界を旅するテーブルトークＲＰＧです。 本作は「ふたりプレイ用」ＴＲＰＧでもあります。「魔女の子」と「魔獣」の２人ペアで行いますが、ＧＭがキャラクターを兼任して、最低限「２人」でプレイすることもできます。また「２組目のペア」が参加することもできます。 プレイヤーは、それぞれ異なる専用シートを使って、キャラクターを作成します。それぞれのキャラクターができたら、共に旅するふたりの「旅の目的」や、互いの「関係」。そして対になった刻印や身体特徴・同じ音を含んだ名前など「絆のしるし」を決めます。ふたりで相談して、どんなコンビなのか考えていきましょう。 魔女の子と魔獣。どちらのキャラクターのデータも、１から自分で決めて作成することができますが、本書には各６体・計12体の「サンプルキャラクター」も用意されています。 ゲームプレイは、２人で協力してマップを描いていくことによって進行します。 そこで見つけたものは「ピース（カケラ）」と呼ばれ、マップに書き込まれていきます。これは、ゲームのなかで、利用できる状況や環境になりますし、また魔法の材料にもなります。 判定システムは、６面体ダイスを複数振り、一定の出目以上を成功ダイスとし、1の出目を災いダイスとし、成功や失敗の程度が決まります。また魔獣キャラクターの〔絆ポイント〕などで運命に介入することができます。 本書には、すぐに使える４本のゲームシナリオを掲載。プレイ時間30分のごく短いものから、プレイ時間２時間程度のものまであります。 また「シナリオメイクガイド」も掲載していますので、読めば、あなた自身のオリジナルシナリオをつくることもできるでしょう。 そして、シナリオを使わず、ゲームのなかでGMとプレイヤーが舞台や状況を作りながら進めていくプレイ方法「フリーシナリオ・ツーリング」も用意してあります。 このゲームのテーマは「旅」です。 ナラティブ・プレイによって、会話で描写を広げていくと、ゲームのなかで出会った景色や出来事も、豊かな色彩をおびてくるでしょう。 テーブルで（あるいはネット上で）会話しながら、本当に旅をするような体験ができ、ゲームが終わってみると、参加者みんなで旅行したような「旅の体験」も残るはずです。 　さあ。「魔法」を手に「旅」に出ませんか？